防水工事に関する質問|「ベランダ防水工事でお勧めできる. . .」

防水施工業者の選定であれば基本的に防水関連団体等に所属する地元の防水工事店であれば然程、不自然な提案はないと思います。
例）『○○県防水組合』、『全国防水工事業協会』等工法については工事店の得意不得意は必ず御座います、ジェットスプレーの様なウレタン吹付け型の防水であれば継ぎ目の無い綺麗な防水層が出来ますが、ベランダに洗濯機や物置コンテナ、車のタイヤ等を置く場合は下にクッション剤等を敷く事が必要となります。
また吹付けは膜厚により防水性能が全く違う為に手抜き工事の指摘を受ける例も無くはないという現状です。
塩ビシート防水に関しては床面に歩行用のシート貼りつけてしまうので多少の荒い使い方でも防水層が破損してしまう事も少なく、手抜きされてしまう心配も御座いません。
ただシートに継ぎ目が出来るような施工面の場合は水が溜まり易くなる等のデメリットも存在します。
ベランダの改修であれば上記の２種類の選択で十分だと思います、改修施工実績としても上記の２種類が大半を占める状況なので、その他の工法を選択する必要性は低いと思います。
私の客観的な印象では技術力の高い防水工事店程、『５０年は大丈夫』や『簡単な作業で安く仕上がる』等と言う事は言わない傾向が強いと感じます、防水１０年保証は当然ですが逆に２０年保証や防水保証ナシという提案をする業者は疑うべきだと感じます。