防水工事に関する質問「鉄筋コンクリート住宅の陸屋根の. . .」 | ヤマト工業株式会社
鉄筋コンクリート住宅の陸屋根の防水工事をして貰いました。
既存の陸屋根は 防水の上に断熱のコンクリートタイルが敷き詰められた大成パルコンです。
そのコンクリートタイルをはがすことなく その上から 防水をしました。
その時 レベルを測らないで 防水を塗って行ったので 仕上がりましたら あちこちに水溜まりが出来るようになってしまいました。
勾配が悪いようです。
水溜まりに防水を塗り高くして補修する事になりました。
ただ そうする事で別の場所に水溜まりが出来るかも知れないと言われました。
水溜まりは 乾き難く ほとんど水が溜まってます。
雨漏りの原因、表面に滑りが出て危険、 不衛生等 心配は尽きません。
業者には どの程度 補修を要求出来るものでしょうか? 詳しい方 アドバイス お願いします。
投稿日時:2010/11/26 22:54
工事をした業者は、大成パルコンの設計思想を理解していない稚拙な業者ですね。
大成パルコンの陸屋根は、勾配が無頓着です。
もともと水溜りができているのです。
それを断熱ブロックで覆い隠しているだけなのです。
また、手摺の支柱コンクリートも取り除いてないと思いますが、これも間違いです。
真っ当な方法は、断熱ブロックや手摺を一旦取り除いて防水し、置き直す方法でした。
断熱ブロックの上に防水するなんて、大成建設が聞いたらあきれる方法です。
根本的に間違っている方法です。
バルコニーとして使う場合、間違った方法では○水溜りができる、の他に○断熱ブロックのズレで防水層が破断する○防水層に紫外線が直接当たることになるため劣化が早い○歩行の際の摩擦や物を引きずったときの擦り傷により防水層が傷むまた、手摺をそのままで防水すると、支柱コンクリートに防水を巻き付けることになりますが、こんなやり方では水が浸入してくるまで長くはありません。
以上のリスクが出ることになります。
その業者とのハードな交渉になると思いますが、断熱ブロックや手摺を一旦取り除いての防水工事にやり替えてもらうことが理想です。
ご健闘をお祈りいたします。
補足読みました。
「当初は防水してタイルを敷き直すと言っていました」ーーーのですね、それが何で変わってしまったのか?その過程で相談者さんのリスクへの了解があったのか否か?補修をするかしないかは、全てその過程に関わっていることです。
例えば、金額を抑えるために、断熱ブロックをそのままで防水することを相談者さんが了解しているのなら、補修は要求できないでしょう。
水溜りは瑕疵ではありませんので、気になるならマットでも敷きましょうか有料ですが、と言われるだけでしょう。
その過程を知らない私らには、何も助言できません。
思い出しましたが相談者さんは、違法増築済みの、酷い雨漏りがある大成パルコンの住まいを、立地・広さ・間取り・金額などだけで購入を決めてしまった方ですよね。
私、購入をお止めになることをお勧めしましたよね。
ボタンの掛け違いはいつまでも尾を引きずりますよ。
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