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防水工事に関する質問「コンクリートクラック処理につい. . .」 | ヤマト工業株式会社

質問

コンクリートクラック処理について。
現在公共物件では御座いますが外部RC造の水槽の外壁部にクラックが発生しており、クラックの補修工事を請け負う事となりました。
施工内訳としてVカットと記載されていましたが、特記仕様などを見るとVカット幅=30mm深さ=30mmとの内容です。
通常の感覚ではVカットは10mm程度の幅と深さで堀り、シールで押えて仕上げ処理を施す事が多い様に思います。
しかし特記仕様の内容はVカット(30x30)後にポリマーモルタル充填後水性エポキシ材塗布となっています。
現状は水槽であり部分的に漏水も発生しています(現状の漏水部分は注入です)、その事を考えると溝を広くとって樹脂モルタルの様な物を詰めて水性エポで仕上げる意図が理解出来ません。
漏水は内壁部より水が入り外壁側へと出る為に水性エポ程度の被膜で漏水対策を考えている事に違和感を持っています。
後日役所との打合せがあるので仕様変更を申し出ようと思いますが設計仕様(特記事項)が一般的なクラック処理の工法であるのか否かをご教授いただければ幸いに思います。
個人的には一般的なVカットシールを施し、施工部には化粧の意味合いでポリマーセメント系の防水材で仕上がれば無難ではないかと思っております。

投稿日時:2010/11/8 12:03

回答

古い建物の受水槽でしょうか?内部に水が溜まっている状態で外部からの止水はとても困難だと思います。
常時外壁クラックから漏水している箇所がある状態ではないでしょうか?同じ様な工事をした事がありますが、その時は受水槽内の水を抜かずに外部からUカットシールにて止水を行う設計でした。
また、工事後5年間の保証が条件でした。
検討した結果、止水は現実的ではなく工事後の保証も出来ないとの結論に至り、設計変更を提案しました。
7~8年程前の事なので、うろ覚えですが、、・Uカットシールは外部から雨漏れ等には有効だが、内部から染み出てくる漏水を外部からのUカットシールでは止められない。
・濡れている場所又は水が染み出てくる場所へのシーリング材の接着強度の問題。
・水槽内側からの施工なら可能だが、計400住戸分の集合住宅の受水槽のため数日間水を抜く事は出来ない。
仮設の受水槽が必要で費用がかなりかかる。
・なにより、施工後5年の保証が条件でしたのでそれは無理だろうと言うのが一番でした。
そこで提案したのは、[導水排水工法]です。
止水では無く排水してしまおうという考えです。
クラックに30×30のVカットを行い(鉄筋は切りません)Φ10ミリ程度の導水パイプを地中まで設置します。
その上からPモルで埋め、カチオンフィラーの塗布をします。
(Pモルの前に導水パイプとPモルの縁を切るためのテープを貼ったような・・・)これは当時下請けで使用していた防水工事店がそういった仕様をもっており、カタログや施工要領書ももってました。
工事を請負って施工する以上はかっこ悪いこと(すぐに漏水で再補修とか)は出来ませんので、防御策でもあるこの工法はお勧めかもしれません。
ただ・・・7~8年経った今、Pモルは浮きまくって水も染み出てますけどね・・・。

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