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防水工事に関する質問「手抜き工事?だと思いますが、、. . .」 | ヤマト工業株式会社

質問

手抜き工事?だと思いますが、、とある木造賃貸住宅のジョリパット系仕上げの外壁全体が、丁度壁に使ったコンパネを継ぎ合わせた様に十字にヒビ割れているのです。
よく見かける工事パターンとしては壁のコンパネの上に防水シート、ラス、モルタル、ジョリパットの順ですが、どこを省けばジョリパットがヒビ割れてしまうものなのか、もしや、モルタルを省いたりコンパネに直にジョリパットを塗って、コンパネの乾燥とともにヒビ割れがおきたのか、、だとしても、下地が見えないのをいいことに木造モルタル住宅としてまかり通ってしまうものなのか、また、そもそもこの場合のモルタルを省いたり、ジョリパット直塗り工法は有りなのか専門の方のご意見をお聞きしたいと思います。

投稿日時:2010/4/16 2:25

回答

補足について。
モルタルの塗り厚が薄いと、保持力も軽減しますので、=クラックの他、耐火性能も落ちますので、任意の耐火を得る事が出来なくなることこそ、法的規定を満たされていないと言えると思います。
また、外部使用の合板を濡らさないようにする事は無理ですし、ある程度濡れている状態でも、防水紙を張られてからは基本的には乾燥方向へ向かいますので、さほどの影響は無いものと思います。
(乾燥させてからの方が優位では有るでしょうが、=クラック発生とは言い切れるものではないと思います。
)合板そのものによる動きより、構造材の動きによる力が働き、その力が集中するのが、合板の継ぎ目。
通常に用いられる、軽量モルタルを一工程仕上げ(ローコスト系によく見られる)では、モルタル自体の硬化変異のリスクも発生します。
安さ追求により、行なうべき事を行なわなければ、不利益に対する対策も得られません。
左官モルタル工事も、多様な技術改良が図られ、クラックレス工法なども有りますが、コスト増に繋がるので用いられないケースが未だに多いのも事実です。
安く仕上げる為に、モルタルを採用する、サイディングを採用するなども聞き及びますが、適応な工事を求めるならば、どちらにおいても、それなりのコストが掛かるのが、本来です。
モルタル壁にも、通気工法+クラックレス工法を用いる事で、クラック発生はほぼ解消できるのですが・・・。
たまに見かける光景ですね。
コンパネ=コンクリートパネルは内装材としては認められないので、構造用合板や、規格内のベニア類の仕様だとおもいますが。
ベニア類の板も、乾燥伸縮しますし、構造材に固定結束されている状態で使用されているので、構造の歪みや動きによっても作用されます。
最も作用されやすく、力の分散によってその作用が働く場所こそが、ベニア板の継ぎ目。
それによって、モルタルにクラックが入り、表面上のクラックが発生しているのが、その実態です。
では、それを防ぐ為にはどうすれば良いのか?。
と言う話ですが、そういった環境により雨漏りに発生するケースも多いので、モルタルにおいても、通気工法が推奨されてきて下ります。
動きを作る、構造体と直結せず、一部を除いて隔離する事でそれを防ぐ事になるのですが、コスト増の為に、多くは採用されては居りません。
また、モルタルの防火上や規定の塗り厚にも達していない家も実態的には多いのもその理由のひとつです。
(これは手抜き工事です。
)そして塗り厚を確保させる為に、波板状の専用ラスを使わせて行なうケースも増えてきておりますが、ローコスト化の波に押され採用に至っていないケースも多く見受けます。
全ての住宅に於ける雨漏り事故の中では、7割以上がモルタル塗りクラックによるものと言うデータも出ておりますので、対策が本来必要なのですが・・・。
また、ジョリパットは、塗材=ペンキ。
なので、ベニア板に直塗りなどは、論外です。
ローコストというのは、そういった目に見えない部分で図られることが多いので、ローコスト住宅をお薦めしない理由の1つであり、実態的にそういった所作が常習的に行なわれているのを見、聞きしていますので、注意が必要です。
(素人たる施主は、注意のしようも無いですが・・・)追記。
昔の左官屋は、十分平らに仕上がっていても、尚もコテムラを無くすべく撫で回していたモンですが、最近の左官屋の多くは酷いモンです。
塗り厚が、+-1cmくらい平気で違いますからね。
ローコスト対応と言うのは恐ろしい物です。

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